
既に各所で記事になっているように、近々登場するiTunes 4.9では、Podcastingに対応するというコトになるっていう話。Podcasting自身登場して1年くらい、僕がPodcastingのコトを初めて試してみたのは昨年11月…それがあれよあれよという間に面白いくらい広まっていった。
でもやっぱりiTunes自身が対応すると、いままでPodcastingを知らなかったり、「敷居が高い」と思っていたヒトでも気楽に試せるから、本格的にブレイクするかもしれないね。…それにしても、対応が早い!
Podcasting自身の仕組みはRSSとMP3の組み合わせだから、Podcastingを行うのはそれほど難しくないし、本Blogを使っているSeesaaをはじめPodcastingサービスを提供しているトコロはいっぱいあるから、「やろう」という気持ちと自分が自由にできる音声ファイルさえさえあれば、すぐに開始できる手軽さがある。お喋りでもいいし、自作曲でもいい。そしてリスナー側もネットとPCが必須のストリーミングラジオよりも、どこでも気軽に聞けるPodcastingの方が使い勝手はいいってコトが急速にPodcastingが市民権を得た理由なんだろうね。
Podcastingサービスは僕も積極的に利用していて、英語でのお喋りを聞いたするのもあるけど、インディーズの音楽の掘り出し物を探すのも楽しい。Podcastingがうまく使われて、良いんだけどほとんどのヒトに知られていない音楽が人気を得る…まだ日本では音楽配信自身も(着うたを除けば)満足なビジネスとして立ち上がっていないけど…そんなコトが起きてきそうな気がするよ。実際、iPod情報局の記事によれば、iTunesにはプロモーションとしてPodcastingを使ってもらい、その後iTunes Music Storeで楽曲を購入してもらう…という仕組みが用意されるコトになるかも…って話だし。
音楽ネット配信がまだコンセプトだった時代、レコード会社が売りたい音楽じゃなく、本当に良いユーザーが買いたくなる音楽が手に入れられる手段ができるようになるかも…って内容の話がよく出ていた。イロイロと紆余曲折はあるにしても、そうしたコトが起こりうる土壌が少しずつで来始めている気がするんだよね。
とりあえず、僕はプロモーションにストリーミングなどを積極的に使っているブラジルのインディーレーベルTratoreに「是非Podcastingをしてみて」と要望を出してみるつもり。