2005年02月20日

CD紹介「Des Anos Depois」by Nara Leao

週末は雨模様の寒い天気…僕はちょっと出かける用事があったのだけど、その時にiPodから流していたのはブラジル女性歌手Nara Leao(ナラ・レオン)の「Des Anos Depois」という美しくも哀しいアルバム。ボサノヴァの有名アルバムで日本では「美しきボサノヴァのミューズ」という邦題で発売されており、ボサノヴァ入門に良い…と紹介されていたりするんで、ご存知の方も多いかもしれない。

黎明期から関わったボサノヴァと決別して批判する側となり、より政治的な曲を歌い、ついには当時のブラジル軍事政権から国外追放の身となったナラが、ブラジルの太陽から遠くは慣れた亡命先のパリでレコーディングした初めてのボサノヴァ・フルアルバム。もしかしたら彼女の持ち歌になっていたかもしれない、ボサノヴァの有名曲を歌う彼女の歌声は悲しみに満ちている。
邦題は「美しき〜」という華やかなものだけど、原題「Des Anos Depois」は英語に直せばAfter Yearsと上記の事を考えると意味深長。冷たい雨の降る週末、電車の中で外のどんより曇った景色をながめながらずっと「Insensatez」を聴いていた。

「Des Anos Depois」はボサノヴァ入門というより、彼女のそれまでの音楽を聴き込んだ後にまた聴くと違った感慨のあるアルバム…ただし気分はかなりローになるのは覚悟した方が良い。

ナラと素晴らしき仲間たち

冷たい雨の外から暖かい家に帰った後は、気分直しというのは変かもしれないけど、同じNara Leaoのアルバム「Os Meus Amigos Sao Um Barato」(邦題:ナラと素晴らしき仲間たち)を聴く。祖国に戻ったナラが昔の音楽仲間達と仲良く共演している、とてもリラックスした雰囲気が楽しめ、ホッとした気持ちになる。ちなみに共演者はホベルト・メネスカル、ジルベルト・ジル、カエターノ・ヴェローゾ、ジョアン・ドナート、アントニオ・カルロス・ジョビン、エドゥ・ロボ…とかなり豪華。

posted by 卯月 at 19:23| Comment(0) | TrackBack(0) | Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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